29 April 2015

KAMAKA TENOR 6-STRING (HF-36) その2. 年代特定編

前回カマカの6弦テナーを購入したお話の続きです。

中古のカマカがあれば、いつ頃作られた物なのか知りたくなるのが人情というもの。
ですがその前に、この6弦テナーがカマカのラインアップの中でどのような位置付けなのか見てみました。

“The 6-string has doubled first and third strings tuned in octaves. Also known as "the Liliu," the Tenor 6-String was designed by Sam Kamaka Jr. in 1959 to commemorate Hawaii statehood and pay tribute to Hawaii's last reigning monarch, Queen Liliuokalani. In 1978, a Liliu was presented to the White House as Hawaii's Regional Gift. 

“リリウ”と呼ばれるテナー6弦は1弦と3弦が復弦になっており、ともにオクターブ違いの設定となっています。サム・カマカJr.が1959年にハワイ州とハワイ最後の君主リリウオカラニ女王を記念してデザイン。1978年にはハワイ特産品としてホワイトハウスに献上されました。”(KAMAKA UKULELE CLUB JAPAN の製品紹介サイトより)

この子はリリウという名前なのかー!
これからウチでもそう呼ぼう。
思ったより歴史のあるモデルでした。しかも現行モデルとしても生産されている。今回ウチに来た子はいつ製造されたのでしょうか?
前の持ち主の方が15年ほど前に購入されたことは分かっているのですが、その時新品で買われたのか中古で買われたのかは聞きそびれました。

しかしインターネットには「カマカ年代記」という便利なサイトがありまして、カマカウクレレの変遷を時代ごとのラベルやシェイプなどの特徴と共に見ることができます。
そこに書かれている内容を頼りに確認していくと…

・上部に「HANDCRAFTED」の表記があるホワイトラベルは1972年末以降!


はい、ウチのリリウは1972以降の作ですね。

・シャーラーペグ採用は1974年


はい、1974年以降確定です。

その後は時代がぐっと下って、

・1998年頃 グロスフィニッシュ(艶出し塗装)採用


………。

ウチの子……

…グロスフィニッシュ、なのか?

恥ずかしながら私、グロスフィニッシュとそうじゃないフィニッシュの違いが良く分からないのです。
そんなの一目瞭然やんけー!という方は大勢いらっしゃると思うのですが、今迄あんまりウクレレの塗装のこと気にして弾いてこなかったんですよね…。
しかしこのリリウはボディに艶があるからグロス仕上げなのでしょう、きっと。

2000年にラベルが変更されてホワイトラベルではなくなるので、グロスフィニッシュならば作られた時期は1998〜2000年頃に絞られます。

15年ほど前に購入されたという前の持ち主の方のお話とも合致します。

という訳で、ウチのリリウはだいたい高校生くらいの年齢であろうことが分かりました。
下手したら自分と同世代かと思っていたので、意外と若くてちょっと残念なような、ほっとしたような。

演奏に使用されるウクレレにとって大事なことは、どんな音が出るかと弾きやすさであり、古い方が良い・新しい方が良いなどということはもちろんありません。
でもやっぱり気になりました!

リリウのお年の話、ここまで読んでくださった方、お付き合いいただきありがとうございました。

次回はリリウの音をお聞かせできるよう頑張ります。

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