04 June 2006

3 Jun 2006, LIVE

7月3日、下北沢ビッグマウス高橋重人さんのウクレレを聞きに。

当日の演奏は5組。一組目の三人書房さん(だと思う、多分。)のラス前に入店。この人達は以前にも聞いたことがある気がするのだが、ノリが良いので良いと思った。

2番手は高哲典(たか あきのり)さん。ギター弾き語り。「自分の客は誰もいない」と語っており、アウェイな空気の所為か若干緊張気味か。一、二瞬、テンポがよれる箇所があってもったいない気がする。でも指震えててもトチりはしないのな。当たり前かも知れないけど、やっぱり凄いと思う。彼の歌を聞いて、忘れていた感情をいくつか思い出す。切なさとか、怒りとか。

3人目は斉藤みつるさん。ギター弾き語り。当日お誕生日。この人は声がいい。日本以外のアジアの国って、よっぽどの実力がないと人前で歌ったり演奏したりしないような印象があるんだけど、なんかそういう意味で「アジアのミュージシャン」という感じ。

4人目が高橋重人さん。相変わらず凄い。←これが褒め言葉になるのか今イチ自信がないのだが、褒めている。この人の妥協の無さは見てて聞いてて気持ちが良い。だがウクレレを弾く身としては、どれくらいで届くようになるのかの想像がつかない高みだ。

今回気付いたのは、立ち姿勢が良いこと。背骨がうまく立ってる感じ。思い返せば、ウクレレ上手い人は確かにみんな姿勢が良かった気がする。

ちなみに以前よりは、重人さんが何をやってるか分かるようになった。ただ見る目の向上ではなく、席からの角度の問題だとは思う。もちろん、真似しろと言われても今は出来ない。
そして何か新しいことをやろうとしている気配が感じられたものの、今一つはっきりと掴めなかった。ただ「ああ、まだ先があるんだ…」という予感。

『ピーナッツベンダー』は客が手拍子で参加できて楽しいのだが、いつも途中でリズムが取れなくなってしまうなあ。

出番の終わりに、重人さんの穴が空くくらい弾き込んだFLUKEを貰った。彼のサイトの企画の「感動できるライブ感想を書いた人へのプレゼント」がこのウクレレで、どうやら私の感想に感動してくれたらしく私が受け継ぐことになったのである。最後にそのFLUKEで『コハラマーチ(イエス、サー、ザッツ・マイ・ベイビー)』を弾いてくれた。子どもが生まれた私へのお祝いである。演奏と言葉とウクレレ、有り難く頂戴した。
本当に嬉しかった。ありがとうございました。

<高橋重人さんの出演するイベント・7/9「misto?」@渋谷The GAME

5人目ラストはAsia SunRise。ギター弾き語り。あ、この人は良い。軸がスゲエしっかりしてる。流石にファンの人もいっぱいついていた。途中でウクレレも弾いたり(Famousでしたな)、ベースの人を入れたりして他の人の2倍以上やってたような。なんか凄かったので、私がコメントするまでもない気がする。

総評(何を偉そうに):

  1. みんな俺より上手い
  2. 圧について。極個人的に「圧」と呼んでいますが、何か伝えようとする行為から私が感じる圧力みたいなモノ、という意味です。たとえその人のやってることや伝えたい内容が私の趣味と合わなくても、圧が強ければ納得しちゃうよね、という感じ。「説得力」という言い方の方が分かりやすいかも知れません。で、改めて思ったのが「想いだけじゃ想いは伝わらねぇんだよな」という事。大きな課題です。

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