18 May 2007

今日の島村楽器ラゾーナ川崎店

仕事帰りに連れあい+息子と川崎駅の商業施設、ラゾーナで待ち合わせて飯を喰うことに。
へぎそばなどいただいて、さてとばかりに帰ろうとするかみさんを呼び止め、楽器屋に寄る時間を少しだけもらう。
前に来たときはたどり着けなかった島村楽器ラゾーナ川崎店へ。

広い店内にぶっ立っている、デカくて四角い柱の一面にウクレレが掛かっていた。
その数20本弱、といったところか。
"Kaala"という見慣れないロゴのウクレレが幅を利かせているので、シマムラのオリジナルブランドなんだろうな、と思いつつ店員さんを呼んで試奏させてもらった。

まず「当店人気No.1」のタグがかかっていた、コア合板のKU1(\24,600)を弾く。
普通に良い。ちゃんと鳴るし、変なところは何もない。弦も押さえやすいと感じた。
次に、連れあいが「一番高いのと聞き比べたい」と言うので、同じくKaalaのフレイムハワイアンコア(AAAA)単板、ハカランダ指板のKU100(\131,000)も弾かせてもらった。
流石に外見も艶々と美しく、しかし音色は想像よりも遥かに可愛らしい感じであった。

期せずしてKaalaの最廉価モデルと最高級モデルを弾き比べたワケだが(1から100!)、驚いたのは2本の間にそれほど差を感じなかったということだ。
私の耳は結構「安い」ので良い楽器の音が分からないという説もあるのだが、Kaalaに関しては安いモデルがしっかりしていて、且つ品質も安定しているという話だと思った。

店員さんに聞けば、Kaalaは島村楽器がFUJIGENに作らせているとのこと。
ウクレレの世界でフジゲンといえばPupukeaだが、その品質と中堅っぽさには定評があった気がする。
KaalaはPupukeaよりも「ちょっと上」を狙っているようだが、どのモデルを買ってもコストパフォーマンス的にはかなり良いのではないだろうか。

(そういえば、ウクレレを貸しているMarceroさんが言っていた「K」で始まるウクレレも、Kaalaのことではあるまいか。話の辻褄が合うので多分そうだ。)

ところで、私が持っているウクレレの中で一番高価なのはナカニシである。
そのことを件の店員さんに告げると、「いいですね」と言う。
ナカニシウクレレはラゾーナ川崎店でも仕入れようと思って、連絡を取ったのだそうだ。
しかし既に現在中西さんはウクレレを作っていないし、在庫もないと言われたそうである。
店員さんは「ナカニシ、大事にしてくださいね」と言ってくれた。

その後もう少しその店員さんとウクレレ話をして、この店で一番売れているウクレレケースはセミハードタイプの軽くて持ちやすい奴でこれが7色展開していることや、実は店の裏にはLUNAやFTやT's(ていうかみんなT'sギターだ)が置いてある、ということが判明したところで時間切れ気味だったのでお暇した。

帰り際に店員さんの名刺をもらった。
ウクレレ担当のハヤトさんの所へは、暇を見つけては顔を出したいと思った。
家から近くて、妻と子どもも一緒に行ける場所にある楽器屋の、親切な店員さんは貴重なのだ。

そいえばこの店にはカホンも何台か置いてあった。
以前狙っていたArcoのカホンもあったけど、一番音が良かったのはSchlagwerkの奴だったなあ。
イタリア贔屓としてはDe Gregorioが無かったのが残念。叩いてみたいのに(全然叩けないけど)。
カホン買うかなあ。

TRADUZIONE IN ITALIANO: coming soon...

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